2020.05.17 01:10僕が「走り込み」をやめた理由それは、「ケガ」をしないためと「記録」を伸ばすためです。小学校(野球、バスケ)、中学(ハンド、ラグビー)・高校(ハンド)と球技系のスポーツをしていましたので、いわゆる『罰走』というものを経験しました。ただ、今振り返ってみてもそれが全て「悪い」とは思っていません。自分たちのチームが「良い試合」だったり、自分自身が「良いプレー」をできたらその『罰走』を与えられなかったと思いますし、選手それぞれ反省点があるので「まじかー」と思いながらも受け入れて走っていたと思います。ここで重要なのは「パフォーマンス向上」につながるかどうかだという点です。『罰走』をして、故障したり、すでに故障している選手がさらに悪化することが起きてしまうのは本末転倒になります。まず「ケガ」に...
2019.10.18 01:25夢や目標って本当に必要なの? 2000年(20歳)から「講演活動」を始め、20代の頃は当たり前のように子供たちに「夢を持ってください!!」と伝えていました。その背景には、自身も小学生時代に「スポーツ選手になって日の丸を背負うんだ!!」という夢を持っていましたし、「夢」や「目標」を持つのは当たり前のことだと思っていたからです。しかしながら、30代になってある小学校に講演に行った時を境にその言葉を一切、使わなくなりました。それは、45分間、夢や目標を持つことの素晴らしさや大切さを熱く伝えた後の質疑応答でこう言われたからです。「鈴木さん、夢ってなんですか?ないとダメですか?」と。正直なところ、ハッとさせられましたし、同時に「全ての人が夢や目標は持てるものではないのか?」と気づかされた瞬...
2019.10.06 15:31好きなことを仕事にしたら楽しいのか よく「好きなことが仕事になって良いですね!!」と言われることがあるのですが、本当にそうなのでしょうか?たしかに、ボクの小さい頃の夢は「スポーツ選手」になることで、「走り高跳び」=「好きなこと」なので間違いないではないのですが、正直なところ、毎日、笑顔でスキップしながら練習に行ったことは一度もありません(笑)。おそらく、一番楽しかった時期は競技を始めた2000年。いわゆる、ビギナーズラックで試合に出るたびに記録が出ていたので、試合が来るのが本当に待ち遠しかったですね。しかしながら、その楽しい時期も数ヶ月で終焉を迎えます。毎日のように練習をしても記録は伸びないし、ハードトレーニングをすればするほど怪我をし、何をやっていいか分からずいつの間にかスランプに陥...