Profile
鈴木 徹(Toru Suzuki)
SMBC日興証券(株)所属
179cm/60kg
走り高跳び(T64クラス)
2m02(=日本記録、アジア記録)
山梨県 出身
(山梨北中 - 駿台甲府高 - 筑波大)
福間 博樹コーチ
山梨市観光大使
日本パラ陸連
テクニカルアドバイザー
アスリート委員会 副委員長
関東パラ陸上競技協会・理事
中学、高校時代とハンドボール部に所属し、駿台甲府高校在学中に山梨県代表選手として国体で3位入賞。その後、筑波大学体育専門学群に推薦入学が決まるが、卒業直前に自らが運転していた車で交通事故を起こし、右足膝下11センチを残して切断。
大学を1年間休学し、義足のリハビリのため東京身体障害者福祉センターに入所。義肢装具士の臼井氏との出会いやリハビリがきっかけとなり、走り高跳びを始める。陸上競技を開始してから3ヶ月で、シドニーパラリンピックの大会参加基準である1m73cmを越え、日本人初の走り高跳び選手として出場を果たし、シドニー、アテネ、北京、ロンドンパラリンピックに出場し、4大会連続入賞。
2005年のパラリンピックW杯、オープンヨーロッパ選手権では銀メダルを獲得。 2006年のジャパンパラリンピックでは、2m00をクリアし義足選手としては世界で2人目となる2mジャンパーとなった。2007年のIWAS世界大会では金メダルを獲得。2015年には、9年ぶりに自己新記録の2m01をクリアし、2016年のIPCグランプリ(ブラジル大会)では、自己記録を1cm更新する2m02をクリアし金メダルを獲得。日本新ならびにアジア新記録を樹立した。2017年の世界パラ選手権では銅メダルを獲得し、個人としては初めての世界戦でのメダル獲得となった。また、これまでの体験談を基に年間30以上の講演活動も行っている。